114回医師国家試験 もな的ハイライト
こんにちは、もな(@ttfxbjgckkdetnc)です。
これまで1年間 Twitter上で #もな国試というハッシュタグの下 400問近く作成してきた問題や医学知識についてのツイート内容が、ぼくが受験した第114回医師国家試験に出題されたようなのでまとめてみました。
Aブロック
114A13
IgG4関連腎臓病で誤りはどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) February 2, 2020
『IgG4関連疾患の腎病変』として的中しました。
慢性間質性腎炎を呈することを選択肢もしくは解説に組み込めなかったのが心残りです。
114A31
動悸は?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) November 1, 2019
解答にはほぼ無関係ですが、"palpitation"は動悸です。似たような医学用語があるので気を付けたいです。
114A36
新生児の結節性硬化症で最も見られやすい合併症は次のうちどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) June 6, 2019
国試では「思春期以降」でしたね、ぽてんヒットくらいでしょうか。
(一応 ブログに特徴的な所見が出る時期ごとにまとめていたのですが肝心のブログを閉鎖してしまいました... )
114A56
新生児で穿孔を起こしやすい消化管はどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) July 9, 2019
がっつり穿孔して free air が見えてましたね。どこからleakしてるのでしょうか?
114A73
原発性アルドステロン症と関係が薄い試験は次のうちどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) April 23, 2019
基本事項ではありますが、これは間違い選択肢も含めそのままで的中しました。
負荷試験はまとめて憶えておくと良いですね。114D20にも活きました。
記憶の限り頑張ったけど これ以外は知らん pic.twitter.com/aZqifSVZXk
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 14, 2020
Bブロック
的中はありませんでした。
Cブロック
114C16
認知症予防のためにやるべき3つのこと
①「桜、猫、電車」と「梅、犬、自動車」を毎日10回 唱える
②iPhoneのパスワードを9253にする
③「野菜の名前」をお題にした山手線ゲームで遊ぶ— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) February 3, 2020
完全にネタですが、HSD-Rの項目を憶えるには十分でしょうか笑
114C68
Alzheimer病の初期症状に嗅覚障害がある#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 30, 2020
的中ではありませんが、選択肢aに『嗅覚検査』があるのは意味深な香りがしますね。
Dブロック
114D6
市中肺炎にも普通に使えますよー
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 31, 2020
あとノカルジアにもー
一応 確認しておいてよかったです。自信を持って『ノカルジア症ーST合剤』の組み合わせが正しいと判断することができました。
114D11
頭頸部リンパ節腫脹の鑑別 pic.twitter.com/fnaCsGcNHD
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) December 19, 2019
リンパ節腫脹の部位と疾患は対応させておいてよかったです。的中しました。
114D20
記憶の限り頑張ったけど これ以外は知らん pic.twitter.com/aZqifSVZXk
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 14, 2020
回答率の割れ具合を見る限り、インスリノーマという診断はみんな付けられたみたいです。
問題は負荷試験ですね。実質『絶食試験』vs『グルカゴン負荷試験』でしょう。
ここで上のまとめを覚えていたので、成長ホルモン分泌不全症の診断のために行う検査であるグルカゴン負荷試験には引っかからずに済みました。
114D33
これは?
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 7, 2020
出典:101G-53#早押し国試 pic.twitter.com/LzHIJzrfg1
ほとんどの人が解けているのであれですが、『小児の頬部紅斑=伝染性紅斑』や『蝶形紅斑=SLE』と決め打ちしないでね!皮膚筋炎もあるよ!というメッセージを込めた問題が参考になったかもしれません。
Eブロック
114E8
輸血はHLA型をできる限り合わせるため、血縁者間で行うのが良い#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 17, 2019
問題および解説で解けますね。50%的中しました。
114E20
同じ量を輸液した場合、血漿増加量が最も大きいのは次のうちどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) September 19, 2019
この出題した問題の選択肢『アルブミン液』は循環血漿量を増やすために用いる『5%アルブミン液』です。ちゃんと濃度を書いておくべきだったと後悔しました。
これと比べて25%アルブミン液は濃すぎるので高張液となります。
114E33
細菌性髄膜炎において頭蓋内圧亢進があった場合は腰椎穿刺は禁忌である#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 26, 2020
的中とは関係ありませんが、頭蓋内圧を確認していないから禁忌?という不安を抱くことなく自信を持って『腰椎穿刺』を選ぶことができました。
Fブロック
114F7
強皮症腎クリーゼの発症に最も関連する抗体は次のうちどれ?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) February 6, 2020
『全身性強皮症ー抗RNAポリメラーゼIII抗体』の正解選択肢として的中しました。
114F49
ある地域における成人男性の肺癌罹患数は年間700名である。また この地域の成人男性のうち3人に1人が喫煙しており、喫煙による肺癌罹患の相対危険度は5倍である。
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) February 7, 2019
この地域の成人男性において喫煙により増加したと考えられる肺癌の罹患数は何名か?#もな国試
ある地域における成人男性の肺癌罹患数は年間720名である。また この地域の成人男性のうち3人に1人が喫煙しており、喫煙による肺癌罹患の相対危険度は6倍とする。この地域の成人男性において喫煙により増加したと考えられる肺癌の罹患数は何名?#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 8, 2020
回答:https://t.co/vvDUh7UI6B
2回出題してよかったです。ここで計算方法を復習した方はしっかり解けたのではないでしょうか。
114F68
AIDS関連型Kaposi肉腫では口腔内病変を伴う#もな国試
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) February 1, 2020
印象的な画像一発でしたね。的中しました。
114F72
自分で書き写すと頭に入るね pic.twitter.com/IfDw9ZQphX
— もふ ➤ 元気がほしい (@ttfxbjgckkdetnc) January 13, 2020
嫌気性菌のペプトストレプトコッカス、上の方にちょこんと書いて出題されるとは思いませんでしたが、まさかの正解選択肢として登場しました。
このマインドマップのお陰で自信を持って選ぶことができました。
まとめ
医学についてのツイートをしてくださるM6の方々のおかげで Twitterが勉強ツールの1つとなった年でした。医学知識もさることながら、各種予備校・教材のレビューは本当にありがたかったです。この学年で国試を受けることができてよかったと今は心の底から思います。
この記事を見ているM5以下の方は、各種試験に向けて ぜひTwitter を知識のインプットだけでなくアウトプットの場として利用することをオススメします。問題や(他人に見られる形の)まとめを作成することが意外に勉強のモチベーションにつながりますよ!継続は力なりです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
Twitterでは医学生の生活や医師国家試験に準じた問題をツイートしていますので、ぜひフォローしてください!
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