もな国試 2nd Season(4月第2週まで)

こんにちは、もな(@ttfxbjgckkdetnc)です。

4/6 から 4/12 までに出題した問題を正答率と合わせてまとめています。

※もな国試 1st Season の問題は以下のサイトににまとめてあります。

もな国試 1st Season

早押し国試

キーワード国試

 

 

第40問 整形外科(正答率 23.2%)

正解は縫工筋腱です。

一度断裂した靭帯は癒着や瘢痕化が起こりそれ自体の機能回復は見込めません。

膝前十字靭帯の再建には自家組織が用いられることが多く、その材料としては

  • 半腱様筋腱と薄筋腱(膝屈筋腱):STG
  • 膝蓋腱:BTB法
  • 腸脛靭帯

などがあります。

第41問 感染症(正答率 46.8%)

正解は低K血症です。

重篤な低K血症をきたす場合があり、それに伴う不整脈や脱力(横紋筋融解症)の副作用に注意する必要があります。

またアムホテリシンBの腎毒性に伴い低Mg血症をきたす場合があるので、前述と合わせてカリウムマグネシウムをモニタリングしておきます。

第42問 内分泌代謝(正答率 %)

正解はイコサペント酸エチルの併用です。

ω-3系多価不飽和脂肪酸に分類されるイコサペント酸エチルとスタチン製剤の併用は、腎障害を有する本患者の高LDL-C血症および高TG血症に対して安全性および有効性があります。

他選択肢を改めると

  • アトルバスタチンの増量やベザフィブラートの併用は腎障害の悪化に伴う横紋筋融解症のリスクが高くなるため非推奨(国試だと禁忌判定されるかも?)
  • エゼチミブは小腸コレステロールトランスポーター阻害薬に分類され、血中TG濃度の低下作用は弱い

ここまで読んでいただきありがとうございます! 

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