もな国試 2nd Season(4月第1週まで)
こんにちは、もな(@ttfxbjgckkdetnc)です。
3/30 から 4/5 までに出題した問題を正答率と合わせてまとめています。
※もな国試 1st Season の問題は以下のサイトににまとめてあります。
第37問 呼吸器(正答率 56.0%)
呼吸困難を訴える患者に認められた場合、肺塞栓症を最も疑わせる所見は次のうちどれ?#もな国試
— もなはとってももやもやするR1 (@ttfxbjgckkdetnc) March 31, 2020
正解は下腿浮腫および圧痛です。
肺塞栓症の可能性を評価する有名なスコアに Modified Wells criteria があります。
判定基準 | 点数 |
---|---|
深部静脈血栓症の症状がある | 3.0 |
他の疾患より肺塞栓症が疑わしい | 3.0 |
心拍数≧100/分 | 1.5 |
過去4週間以内に手術や固定 | 1.5 |
肺塞栓症や深部静脈血栓症の既往 | 1.5 |
血痰 | 1.0 |
癌(6ヶ月以内に治療、緩和治療中) | 1.0 |
4点以下ならD-dimer 測定し、陰性なら肺塞栓症が否定的となります。
一方4点を超えると肺塞栓症の可能性が高く、造影CTを施行し診断を確定します。
本問に戻ると、題意を満たすのはこの項目で最大の3.0点が与えられている『深部静脈塞栓症の症状がある』つまり『下肢の腫脹と圧痛』となります。
ちなみに医師国家試験でも109D7のCHADS2スコアのように、あるリスク評価基準の項目を想定した問題が散見されますので、有名なスコアリングは確認しておきましょう。
第38問 必修(正答率 56.5%)
注射針等 鋭利な感染性廃棄物に対するバイオハザードマークの色は?#もな国試
— もなはとってももやもやするR1 (@ttfxbjgckkdetnc) April 1, 2020
第39問 救急(正答率 78.0%)
— もなはとってももやもやするR1 (@ttfxbjgckkdetnc) April 3, 2020
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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